アングラパーティーでSMデビュー

アングラパーティーとは?

アンダーグラウンド、とても奥が深い世界に繋がるこの言葉。もはや和製英語として認識可能ですが、「Underground」という英単語のコトです。

それを短縮形にするとアングラになるわけですが、つまるところ普通という平均値をいい意味でも悪い意味でも裏切るような、社会と拮抗するそんな文化、芸術や主張のことを指しています。

今回お話しするアングラパーティーと言うものは、地下で行われるようなイベントを指し、主にフェチズムを反映した内容が盛りだくさんのパーティー、イベントと考えてください。

大概どこの大都市であっても、アングライベント、パーティーは週末の夕方から夜中にかけて開催され、イベントスペースやクラブ、ホテル内で行われています。

紹介制の場合も少なくなく、SNSやメディアでの露出があまりない為、その全貌が分かりにくいのですが、アングライベントではSMショー、緊縛ステージからコスプレ、女王様と下僕が織りなすステージなどそれは多種多様。

風俗にコンセプト店があるようにアングラパーティーにも、フェチズムに合わせたイベントが細かく分かれているので、立地、年齢層や会費なども考慮して自分の性的指向や興味に合わせたイベントを楽しんでみるといいでしょう。

SMパーティーで楽しめること

さて様々なアングラパーティーが開催されているアングラ界隈ですが、その中で特にオススメといいますかメジャーなイベントがSM関連のイベントです。

大規模な有名ショーは東京や大阪などの大都市のイベントスペースでしか開催されませんが、SまたはM気質の男女は全国津々浦々に点在しているので、大なり小なりのイベントはチラホラ見られます。

さてSMイベントの内容ですが、実は全くその界隈に興味はないけれど、アングラ文化にどこかロマンを感じるそんな男女も多く参加中。

入口でIDチェックを済ませ、大概ワンドリンク付きですが、薄暗い店内では鎖に繋がれ、猿轡を被せられた男性が女王様が持つ鎖に繋がれ四足歩行をしていたり、乳首にピアスを挿したS女性が鞭を片手に闊歩していたり……。

またイベント会場の片隅では女王様の私物の即売会や、大人の玩具、同人誌販売なども行われていますよ。

ひとことでSMと言っても、そこで繰り広げられる世界は単なるエロでは片づけられない視覚的な楽しみを感じます。

もちろん見るだけではく、自分が参加してステージで緊縛される!または低温蝋燭にハイヒールで身体を痛め付けられたリ、多くの観客の目の前で聖水を頂く機会も待っています。

一番大切なのはそのアングライベントの趣旨をまずはしっかり把握することです。SMに興味がある男性でも、イベントがスカトロ系の場合はそれに拒否反応を見せる方もいますし、痛いのはイヤだけど自分がMと認識している場合はそれに準じたイベントを探さなければなりません。

SMは拘束から剃毛、アナル調教に屈辱プレイまで様々なので、まずは自分のフェチの種類と程度をしっかり自認してからパーティーに参加しましょう。

アングラを通じ人脈作り

さてなかなかSMという性的指向は友人知人、親戚にも声を大にして言えないもの。そんなはけ口として機能するのが風俗であったり、今回ご紹介するアングラパーティーだったりするわけです。

アングラパーティーに参加するメリットですが、そこはあくまで人と人の交流、フェチを堪能する場であり、自分の性的願望を肉体的に叶える場所ではないことをまずは自覚しましょう。

そのうえで大人の社交場として楽しむ!これがアングラパーティーのメリットそのものです。

SM愛、そんな性的好奇心を持つ人々と会話やボディートーキングを通じて意思疎通、そして機会があればステージで女王様、または下僕女性との素敵過ぎるアプローチを楽しむ。

基本的にSMなどのフェチを持つ方は、俗にいう上級国民の男女も少なくなく、人脈作りとしてそこを大人の社交の場と捉える方も少なくありません。

気軽に参加できるタイプのものから、それこそ選ばれた猛者でなければ参加できないものまでありますが、比較的SMイベントは大衆に開かれたパーティーも多いのでぜひ参加してみましょうか!